いまのドル円レート103.6円という価格はアメリカの金利上昇を見込んだレートです
もしも噂されている年内利上げがなかったら、ドル円は円高に真っ逆さまに落ちていくと思います
FOMCは残り2回予定されていますが、利上げなしなら100円割れは確実です
アメリカがやろうとしていることは一体なんなのか?
まさしく、アメリカの思う壺
アメリカの金融政策に頼ってしまった結果のドル円レートは、アメリカにしか動かせなくなってしまいました
これに加えてポンドの通貨不安があります
為替は急騰よりも暴落のほうが動きます
ポンドが暴落すればドル円の10円下げも見られるかもしれません
アメリカが利上げするなら日本も利上げしなければ通貨の金利差が広がってしまいます
FXをやっている人にとってマイナススワップはじわじわ効いてくるボディブローをもらっているようなものです
金利差が開けばドル買いが優勢になるので日本が金利を上げるのはしばらく先になるでしょうが、ドル円ショートのマイナススワップはもらいたくないですよね
年内利上げなしでドル円が暴落したあとの利上げなんてことになったらまずいです
しかしこの戦略、アメリカからすれば都合のいい話で、利上げしないほうが恩恵が受けられます
すでに来年の利上げ話が持ち出されていて、一体いつになったら利上げするのかと待ちくたびれました
12月後半の為替チャートは毎年ボラティリティが下がって急な値動きになって危険です
アメリカの利上げなんて材料にしないほうがいい予想ができます
大統領選の結果次第ではイエレンの続投がない場合もありますし、織り込まれた利上げ分のドル円レートが落ちてしまわないか心配です
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