今週末はトルコで地方選挙があるようで、トルコリラ売りを警戒したスワップトレーダーが頭を悩ませています。
トルコの政策金利は現在24%です。
XMでEURTRYを1ロット(=10万通貨)売りますと12,772円のプラススワップが毎日転がり込んできます。とてもおいしい投資話のように考えられますけど、トルコリラは為替市場登場から1度たりとも年間レートが買いに転じたことがございません。
昔はドル円レートに近く1トルコリラが100円以上の価値だったときもありましたが、2019年3月30日現在は19.765円という落ちぶれ方の凄さが目につきます。
その価値なんと5分の1です。
これではいくらスワップを貰ってもレート変動でロスカットされてしまいます。
そんな私も一度だけ夢のスワップ生活をしてみようと手を出したことがあります。
そのときの記事がこちら。
XMのEURTRYで夢のスワップ生活!毎月10万円ゲットできます
当時のEURTRY売りスワップは3,525円でした。
現在はプラススワップが随分と貰えるようになったのですね。気になってまた計算してみましたが1ロットでレート変動分の含み損を耐えきれる資金を用意できそうにないのであきらめました。
どうせトルコリラは売られ続ける運命にありそうですからね、政策金利は0%を基軸にしていていつか引き下げられさらなるトルコリラショックがやってくることは間違いなさそう。
通常、政策金利が引き下げられるとその国の通貨は売られます。
政策金利が24%もあると銀行借り入れ金利が高すぎて誰もローンが組めないため家を買うことができません。
利下げ派のエルドアン大統領がトルコリラ売りの防衛策を講じても、一向に状況が好転しないこと。今トルコリラに手を出すと、きっと涙を流す結果になってしまうでしょう。
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