SARSは2002年11月に中国で発生したコロナウィルスです。
そのときは7月5日にSARS封じ込め成功と発表されています。
ドル円チャートは初動で約8円の円高となり、その後は上下に大きく動く底付近でのレンジ相場になりました。
今回の新型コロナウィルスはまだ命名されていませんが、初動で約11円の円高となり、全戻しの勢いで円安へとレートを戻しています。
このことから予想できるドル円の今後の値動きについて、悪くても直近安値の106円台を基準とした上下に大きく動くレンジ相場になると思われます。
私としては112円の高値をブレイクアウトしてしまうのではないかと考えているので基本ロングの戦略で挑むトレード。
気候が暖かい地域で新型コロナウィルス感染者が拡大していないことが分かっているため、7月よりも早い時期に封じ込め成功と発表されるかもしれません。
コロナウィルス発生はいずれも初動のレート変動が大きいだけで、これから新型コロナウィルスが為替マーケットに与える影響は限定的になるとみられます。
病気に耐性ができるようにトレーダーにも耐性ができるなら、ドル高円安相場を予想してもそんなに的はずれではない。
実需ではリスク資産をドルへ換金する流れとなりましたが、もう落ち着いてきましたね。
新型コロナショックがリーマンショック級でなければドル円が100円割れする場面を目にすることはきっとないです。
波打つチャートの底でロングして握っていれば含み益、天井でショートを入れることができたら含み益、こんなに美味しい為替相場にはなかなか出会うことができない。
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