為替を動かしているのは実需玉と呼ばれる輸出入で通貨の交換をおこなうことが大きな原因です。
海外ではロックダウンされた国もあり、経済が停止状態。
そんな中で日銀が集計した東京外国為替市場の取引高は今年最低水準へと向かっている。
ボラティリティが小さくなってもドル円レートの変動幅が変わらないのは注文数が少なくなるだけでレート変動自体は起きるから。
こういうときにちょっと大きな注文が入ってくるとフラッシュ・クラッシュが起きます。
一瞬でレートが5円くらい動いてしまう現象ですね。
経済が回らなくなるほどにドル円に限らずどの通貨ペアでもフラッシュ・クラッシュが起きやすくなっているのが今の状況。
ロックダウンが解除される国、スペイン、イタリア、ドイツ、英国あたりが蘇ると一気に為替レートが動き出す波乱要素となるでしょう。
現実に欧州通貨が絡んだ通貨ペアは乱高下しています。
夏までには新型コロナウィルスも鳴りを潜めておとなしくなるだろうと考えていますから、巣ごもり生活はあと3ヶ月くらい頑張れば大丈夫かな。
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