アメリカの金融引き締めによって政策金利が上限4.00%まで引き上げられました。
迎えた先週金曜日の米雇用統計では良好な指標結果にもかかわらずドル安の流れ。
これから円キャリートレードが活発化するというのに。
円キャリートレードとは、相対的に金利が低い円建てで資金を借り入れ、その資金を外貨に転換して運用する取引のことです。外貨に転換した後に向かう先は、外国債券や外国株式、原油などの商品先物、海外不動産、ヘッジファンドなど、借り入れた投資家の運用手法によって多種多様です。
この取引では、投資対象の値動きだけではなく、借入れ通貨である円の金利(低い方が良い)と、投資通貨である外貨との金利差が収益要因となります。
つまり、日本の金利が上昇したり、海外の金利が低下する場合には、借り入れコストが上昇する一方で、円高に動くことも予想され、収益要因が減少するために、円キャリートレードは減少します。
逆に日本の金利が低下したり、海外の金利が上昇する場合には、円キャリートレードが増加します。大和アセットマネジメントサイトから引用
ドル円のトレードは高難易度になっていますが、ボラがあるからチャンスでもあります。
本当に円高にする気があるのか本心が分からない財務省・日銀はドル円を下方向に持っていく考えだから円キャリートレードとは逆の値動きが生まれます。
米利上げ幅でもドル円が上下するから困りもの。
私の予想として長期ではまだ円安なんです。
円高になればすべてが押し目だと思ってる。
だけど押し目の深さが分からないのです。
為替介入が来ると5円落ちしますから。
円安が終わるのは円キャリートレードの巻き戻しが起きた時。つまりは日銀が政策金利の引き上げをするかアメリカが政策金利を引き下げるしかありません。他に考えられるのは金融市場危機かな。
ドル円トレードが難しいのは米金融引き締めの終わりを織り込む値動きになってきたから。
通常は上昇するはずのドル円が米雇用統計で上がらず下げたのは胸騒ぎの始まり。
ロングだけのドル円相場だったのがショートも有効になってくるかもしれないのが今週のFXになります。
ロングでポジってれば絶対に利確できた今までとは違うかもしれません。
それでも前回最高値を目標レートにトレードすれば大当たりになるとまだ思ってる。
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