トランプ大統領が就任してから国家による為替介入が禁止されました。
ということは、今まではどこかの国が自分の好きな方向にレートを動かしていたと認めたことでもあります。
かつて麻生財務大臣が「日本の借金は親に借りているようなものだから帳消しにしてしまえばいいんですよ」と発言したことがありました。
国家が為替介入で損失を出した話なんて今までに一度も聞いたことがなく、これは見事に帳消しになっているのではないかとふと思ったのです。
ドル円レートを1円動かすために必要な金額が1兆円だとして、かなり莫大な大勝負をしていた過去が秘密裏に隠されているかもしれません。
イギリスなんかだとみんなでポンドを買いましょうという日本以上の博打好きが集まる国なんですけど、昔はポンド円が3円とか動くことも珍しくありませんでした。
ユーロ円にしても値幅が無くなり、ユーロ専門トレーダーを見かけなくなりました。今でいうトルコリラトレーダーみたいな感じでしたね。トルコリラトレーダーは全員が損失を出していることがはっきり分かるので、名乗り出ると負け組だとバレてしまいます。
為替介入がおこなわれていた時代が懐かしく思うのは私だけでしょうか。
あの頃のFXは楽しかったです。
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