今週の為替材料はなんといっても木曜日に発表されるFOMC・日銀会合・BOEの3本立て。
アメリカ・日本・イギリスの政策金利発表は同日になることが多いです。
ECBが政策金利は0%のままで実質マイナス金利となる中銀預金金利の引き下げを行ったことから、また緩和合戦の様相を呈してきました。
FOMCの市場予想は当然のように政策金利の0.25%引き下げとなっています。
引き下げられた場合は2.25%から2.00%に変更。
2か月以上も前からこの材料で円高が進んできましたから、今回もドル安へ動くとせっかく上げたドル円がまた円高への戻り売りをスタートしないか心配です。
前回のFOMCでは利下げしていないにもかかわらず1円以上のドル安になりました。
しかし、ドル円が円安へと持ち直している今はこれ以上政策金利の引き下げをネタにしたドル安は厳しいと思います。
利下げしなければきっとドル高。
パウエル総裁になってからFOMCの市場予想が外れたことはありません。
だから、利下げします。
チャートは十分この材料を織り込んでいると考えられますが、トレンド方向がドル高なだけに下げると買い戻しになるかもしれません。
利下げ材料が無くなることでリスクオンのドル円上昇となるでしょうか。
木曜日の値動きは大きくなると予想できるため、月曜日からのFXで多少の損失を抱えてもリカバリーできそうです。
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