原油相場の大暴落から読み解くコロナ後の未来。



 

ドル円が下げ止まっても原油価格の大暴落だけはまだ止まっていません。

前回の大暴落は4年前の2016年につけた1バレル=25.754ドルが最安値でした。

現在のWTI原油先物価格は1バレル=16.874ドルです。

石油の単位を表す1バレルは約159Lの数量となります。

チャートで確認できる限り遡ってみましたが過去最安値です。

原油価格が安くなるとガソリン価格が値下がりして物価も安くなり良いことだらけというわけではありません。

OPECは原油安になると供給量を下げて価格調整してきますが、日本は相場よりもはるかに高い価格で原油を購入して国内供給を維持していた過去があります。

逆オイルショックによって生産すると赤字になりますから、完全に供給が止まってしまうという最悪の事態も考えられる。

近い将来ガソリン価格がリッター200円を超えるかもしれませんね。

コロナ後に経済を元通りにするはずがガソリン価格の高騰によって、巣ごもり生活の維持を余儀なくされてしまうのです。

マイ自転車を持つ人が駐車場を自転車置き場にする未来が想像できて、車がないとできない商売がたくさんあって仕事をすると赤字になる。そんな状況がやってくるかもしれない原油相場の大暴落は、下げ止まる雰囲気がまだありません。

追加情報 米国産WTI原油価格が1ドルを割れてマイナス取引されているようです。見ているチャートによって価格にバラつきがあるので詳細不明。

 

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