ECB政策金利が発表されました。
声明によると利上げは年内なし、インフレ見通しの数値も2019年は1.6%から1.2%に引き下げられ、ユーロは指標発表時間から下げ続けることになりました。
やっぱり何もないんですよね、ECBは。
はっきり言ってしまえばQEが失敗していると思うのです。
日銀と同じようにこれからも金融緩和し続ける運命になるでしょう。
世界に向けて発信されたドラギの会見は同時視聴者数が6,000人くらいでした。
こういう日に逆張りロングで入ると損切りになることが多いため、値動きが乏しくなる深夜帯はショートで少し獲る程度。
午前3時くらいにポンドが急騰したのは「EUからバックストップで新たな提案があった」からなんですけど、チャートは情報が出る前に動いてしまうので何かあったなと察知してポンド円をロングしました。
その急騰は全戻ししていますから、握り続けていたら危なかったです。
ほどよいところで利確するのが今の為替相場には合っています。
上昇相場だったクロス円は軒並み下落して、調整なのかトレンド転換なのかまだ分かりません。
世界的な景気失速の状態であるため、経済指標発表のたびにその通貨が売られる格好になりそうです。
金曜日のの米雇用統計はどうでしょうか。カナダ指標と同時刻発表であることが要注意。
NYダウが下落トレンド入りするならば本格的な不景気に突入します。
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